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茨住吉神社茨住吉神社は、池山新兵衛の勧請になるもので、勧請先は、大阪の住吉大社とも、神戸の住吉神社ともいわれるが、茨の文字を冠したのは、当時この地域に茨が群生していたためとも、摂津国菟原郡(神戸)から勧請したため、訛って茨の文字を冠したのだろうともいわれている。いずれにしても祭神は住吉四柱の神である。昭和20年3月、戦火のため社殿ほかの建物が全焼したが、昭和46年に復興造営された。境内に此花庵の「かきつはたこゝによるへの忘れ水」の句碑がある。

本田・九条は茨住吉神社の氏子であるが、安治川・木津川の沿岸では天満宮の氏子のところがある。もと大阪三郷のうち天満組に属していたためである。天満宮のお旅所は、もと京町堀にあったが、明暦2年(1656)に現在の本田小学校の位置に移り、明治元年松島新地の発足とともに、花園町に移った。現在はそこより少し東寄りに移建されている。

(西区ホームページより)

茨住吉神社
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